T.Kさん
豊富な施工実績や資格取得率の高さに惹かれて、工業高校電気科を卒業後にノセヨに就職。工事の全体像を把握し、完成まで導く施工管理を担う。自身の成長のため、日々の業務に加えて資格取得に向けての勉強にも励んでいる。
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就職活動の中で「働く目標」が明確に
私がノセヨを志望したのは、「豊富な施工実績があり、社員の資格取得に力を入れている」という点に魅力を感じたからです。
就職活動に悩んでいたとき、建設業界で働く親戚から「こんな会社があるよ」と勧められたのをきっかけに、ホームページやパンフレットなどを調べてみました。すると、自分でも知っているような大きな建物が施工歴に載っていたり、たくさんの社員保有資格が紹介されており、心が惹かれたんです。ここなら大きな舞台で自分も成長できるのではないかと思い、第一志望として面接を受けることにしました。
面接は社長と常務が面接官を担当してくださり、建設業界や電気工事についての基本的なことに触れた上で、ノセヨがどのような会社で、何に力を入れているのかを説明してくださいました。お話を伺ううちに、それまで曖昧だった「働く」というイメージがはっきりと浮かんできたのを覚えています。
資格についても、会社がサポート体制を整えており取得率がとても高いこと、そしてなぜ資格が重要なのかを話してくださり、その価値の重さを改めて知りました。それが「資格取得」を目標の一つとするきっかけとなったのです。
面接を通して、自分がどんな仕事に就こうとしているのか、何を目標にどう働いていくのかが明確になり、一層「この会社に入りたい！」という想いが強くなりました。そして無事に内定をいただき、入社を決めました。 -
「段取り8割」の難しさ
私は主に、電気工事の施工管理を担当しています。工事の全体像を把握し、図面を作成したり進行計画を立てたり、工事の現場で作業をする職人さんに指示を出したり、進捗管理をしながら完成まで導く仕事です。
自分よりも経験豊富な職人さんに指示を出すのは難しく、緊張する場面も多いですが、できるだけわかりやすく、納得してもらいやすい伝え方を工夫をしています。まずは自分が工事について深く理解すること。そして何より重要なのは、「段取り」をしっかりと組むことです。現場では「段取り8割、施工２割」とよく言われます。段取りさえきちんとできていれば、施工もスムーズに進み完成への近道になるからです。
けれども、この「段取り」は一筋縄ではいかず、難しさを感じることが多々あります。充分に検討したつもりでも、職人さんや上司から思わぬ方向から質問が来たり、不測の事態が発生したりすると、途端に自信が揺らいで、再考や確認が必要になることも。そのたびに「まだまだ経験が足りないな」と落ち込みますが、それをバネにして、少しでもわからないことはすぐに聞く、不安があったら相談する、そうした積み重ねが成長につながると信じて、日々努力を続けています。 -
経験して見えてきた全体像
ノセヨで施工する工事は、大きな現場から小さな現場までさまざまです。これまでに携わった中で最も印象に残っているのが、学校の改修工事です。
一棟まるごとを三つに分け、約一年半かけて行った大規模な工事でした。仕事量も多く、関わる会社や職人さんの数も非常に多いため、調整や連携が欠かせない現場の中、私にも任せていただいた役割がありました。
関わる人が多いと、認識のズレが生じやすく、後々それが大きなミスにつながる可能性もあります。そのため、細かいことでも確認を怠らず、曖昧な情報を伝えないよう、コミュニケーションには特に気を使いました。
初めてのことも多く、うまくいかない場面もありましたが、先輩や職人さんたちのアドバイスやご指導を受けながら、できることが増えていき、成長につながったと感じています。
最近では、現場を自分一人に任せていただくことも増えてきました。打ち合わせ、工程の検討、段取り、職人さんへの指示出し、施工、完成引き渡し・・・その一連の流れを自分一人で行うのは、どんなに小さな現場であっても緊張感があります。曖昧な状態で工事を進めたり、判断ミスで工事が止まることは絶対に避けたい事態です。
そのため、たとえ自分に任された現場であっても、わからないことや迷ったことは、必ず周りに相談するようにしています。
現場を任されるようになったことで、施工管理の仕事や工事全体の流れを理解し、俯瞰して捉えられるようになりました。全体を把握できると、やるべきことの優先順位がわかり、上司の指示の意図も見えてきます。一つひとつの現場が、自分自身の経験として蓄積され、仕事に生きていると実感できるのがとても嬉しいです。 -
資格の取得は、一生ものの武器を得ること
入社の際に魅力に感じていた資格は、2級電気工事施工管理技士など現在６つ以上を取得しています。
同じ資格を目指す社員も多く、試験間近になると勉強会も開かれるため、積極的に取り組むことができるんです。時には代表が講師として教えてくださることもあり、会社全体が背中を押してくれる頼もしさも感じています。
資格は、工事を請ける条件の一つという重要な側面もありますが、専門知識を深めて視野を広げる手段の一つでもあると思います。勉強していくことで、いま自分の関わる電気工事の知識をより深く知ることができるのはもちろん、土木や建築関係など自身の専門外の知識も自然と身につき、仕事や職人さんの理解に繋がっていきました。「なぜこうするのか」を理解できていると、段取りも指示出しもスムーズにできます。
もちろん資格だけが全てではありませんが、工事や建設業界に関することを広く学ぶきっかけになり、自身の知識や経験、実力を保証してくれるという面に価値を感じています。これからも、もっと難易度が高く守備範囲の広い資格取得に向けてチャレンジしていきたいです。ノセヨは社員の皆さんが同じ考えを持っているから、ここまで資格取得率が高くてサポートが手厚いのかもしれません。 -
信頼できる仲間と共に成長していく
私はもともとコミュニケーションに苦手意識を持っていました。入社してすぐの頃は「話すのが怖い」と思う場面も多かったのですが、一歩踏み出してみると不安はすぐになくなりました。先輩社員や職人さんは皆あたたかく、話しやすい方ばかりで、相談もしやすい雰囲気なんです。そのためいつの間にかコミュニケーションへの苦手意識はなくなり、関わる人たちと良い関係性を築くことで、「もっと貢献したい」「共に成長していきたい」という気持ちが生まれ、一層頑張れるようになりました。
ノセヨには、社員旅行やマラソン、運動会など、社員イベントがいくつもあり、仕事だけではない楽しい時間もたくさんあります。信頼できる仲間と仕事ができるノセヨは、私にとって「長く働きたい」と思える良い職場です。
人はすぐには成長できません。いろいろな経験を積み重ねながら、少しずつ身についていくものだと思います。これから入社される方とも、仕事の楽しみややりがいを分かち合いながら、一緒に成長していけたら嬉しいです。
少しでも興味を持っていたら、ぜひ建設業の扉を叩いてみてください。現場にも資格にも強い、頼れる先輩たちとお待ちしています。
